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新しいお客様のご依頼と、印刷から折込までの流れについて
2016年02月03日
毎年この時期は、携わらせていただいておりますお店の春号の準備で社内が慌ただしくなりますが、加えて今年は新しいお客様との出会いに恵まれております。もちろん飲食業のお店様からのご依頼なのですが、外食チェーン店様とのご縁、食材の卸販売店様とのご縁、システムを検討されている飲食店様と様々。1月に引続き今月も新しい企画がいっぱいです。長年のお客様の折込チラシは、今年も予定通りに進んでおり、そろそろ印刷の段取りにとりかかっております。今日は印刷から折込までのお話をさせていただきます。
開業以来、印刷を持たなかったわけ
弊社は印刷の機械を持っておりません。なぜかというと、先代が開業した際に印刷機を購入することを検討したのですが、購入することによって仕事の幅が狭くなるから購入しなかったとのことです。「印刷」といっても、少量が得意の印刷会社もあれば、10万枚以上の印刷を得意とする印刷会社もあります。単色(1色・2色)が得意だったり6色印刷が得意な印刷会社もあります。それぞれの印刷物は、その特長にあった印刷会社で印刷した方が仕上がりもよく、コストも少なくて済むのです。例えば、単色機しか持っていないの印刷会社に4色印刷を依頼するとどうなるか?良い会社ならやんわりとお断りすると思いますが、仕事の欲しい会社だとそのまま受注することもあります。そうなれば、コストは高くなり、仕上がりはイマイチ。半ズレも目立つことになるかもしれません。
ネット印刷の善し悪し
ここ数年で利用者が増えているのネット印刷はどうでしょう。価格は文句無く安いですね。私も個人的に利用することもありますが、それも案件によって判断します。弊社のお客様はお料理の印刷をご依頼です。ネット印刷では私どもの重要視している、色の好みを聞いてくれたり、現場に立ち会ったりすることはできません。そして、少量ですと他の印刷物といっしょに印刷することも多く、色が他の印刷物に影響を受けて青っぽく仕上がったり、赤っぽく仕上がったりとなかなか私の思うような仕上がりにはならないのです。以前、同じ印刷物で2度目の利用だったので「前回通りに」とお願いしたことがありましたが、それも丁寧にお断りされました。多くの方が利用するので仕方ないことですが。
印刷の種類を見極めて、最適な所へ依頼する
弊社のお客様の印刷物は全て、それぞれに適した印刷会社へ発注します。印刷現場にも立ち会い担当者と色を見ながら進めます。また、現場の担当者が変わると個々の判断で毎回仕上がりが変わってしまうので、出来るだけ同じ方に担当していただくようにお願いしています。
印刷から折込まで、無駄を省いてスムーズに
印刷した折込は、新聞折込するのですが、折込会社を捜して毎回手配するのは手間がかかります。そして折込料は前払いがほとんどです。これを、印刷の仕上がる前に段取りしていただかなくてはなりませんので、慣れないとなかなか大変だと思います。弊社はそんなお店の業務に追われておられた店主さんに代わって、折込の段取りも承らせていただいております。その方が印刷工場から仕上がった印刷物を直接納品できますし、なにより弊社経由で関西の折込ですと運賃は無料で承ることができます。折込代金は地域ごとで価格が決まっておりますので、それ以上の手数料などをご請求することもありません。もちろんお客様独自で折込業者手配されることもありますが、多くのお客様は価格が同じなので弊社の折込手配をご利用いただいております。
弊社のメリット。ご依頼から折込までの流れ
現状のお困りごと、改善点などをお伺い
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料理の企画から器選び、メニューの提案
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印刷物のデザイン、撮影などの制作
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色補正・仕上がり重視の印刷と現場立合い
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折込手配、納品
という流れを承っております。ご興味ある方はぜひお問い合わせ下さい。