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コピーライティングをAIが考えてくれる時代が来る?

2016年04月15日

20160415

Tech Crunchという情報サイトの記事でAI(人工知能)がコピーライティングする会社の事を取り上げていました。
チラシ広告等とは少し違う形のキャッチコピーなので面白いです。
紹介記事に取ると4000のキャンペーンで、コンバージョン(成果)率が49.5%上昇したという事。
Tech Crunchに記事とキャッチコピーについて考えてみます。

Tech Crunchの記事は?

「AIがコピーライティングする「Persado」、Goldman Sachsをリードに3000万ドルを調達」と言う記事でAIによるキャッチコピーライティングに関する事が書かれています。
仕組みはこの記事にこう書かれています。

「Persadoはマーケッターがコピーで使用する100万の単語とフレーズを蓄積し、それぞれにユーザーに与える印象の分析、そしてメッセージ形式、文章の構造、詳細、感情的な言葉、コールトゥアクションに基づくマーケティングの訴求の構造に基いてスコアを付けている。ソフトウェアはメッセージを作成、最適化し、そのメッセージを23言語に翻訳することができるとBaciuは言う。」

この中でも凄い事は、「メッセージ形式、文章の構造、詳細、感情的な言葉、コールトゥアクションに基づくマーケティングの訴求の構造に基いてスコアを付けている。」と言う点です。
キャッチコピーを考える際に人は、マーケットの分析結果等も踏まえてその人の持っている感性の部分を大切する傾向があります。
AIはその感性の部分を「マーケッターがコピーライティングで使用している100万の単語とフレーズを蓄積する事」で補っている様なのです。

広告はパーソナルへ

スマホが普及しているこの時代、それぞれ個人に向けた最適なキャッチコピーを送る事が出来る様になりそうです。
具体的には健康管理やウェルネス分野での活用を考えているようで、ランニング中に、ランナーにもう一周走らす為のやる気の出るキャッチコピーを流す事で継続性を保ったりする事も出来ます。その時、その瞬間に個人に必要なコピーを提供できるなんて、とても画期的です。
PERSADOのホームページでは様々な活用方法が提案されており、キャッチコピーはよりパーソナルな物に変化していく可能性があります。ご興味ある方はこちらをご覧ください。

まとめ

最近AIが注目されていますが、言葉の可能性が楽しみな技術ですね。
キャッチコピーは凄く身近にあり、何処でも目にする広告でもあります。
このキャッチコピーを考える事もチラシ制作の大切なポイントの一つです。