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飲食店経営の基礎知識  効果的な販促と、効果のない販促

2018年04月18日

image2飲食店の経営に欠かせない販促物。売上を大きく左右する重要なツールです。販促しても「売上はそれほど左右しないのでは?」と思われているのであれば、効果のある販促が出来ていない可能性がありますので、是非、御社の販促を見直してみることをおすすめします。

売れない理由を考えてみよう

「おいしいと思うんだけど、いまいち売れないなぁ、、」ということをお伺いすることがあります。ですが、私の経験から考えると、料理に携わる方々が「おいしい」と判断されたものは、はずれなく「美味しい」のです。

美味しくても売れないのはなぜ?

では、なぜ売れないのか? それは、販促をしていないか、もしくは販促物が良くないから。販促物が良くなければ、お客様がその料理のことを、知らない、もしくは美味しいと思っていないからです。

sen_hanamizuki料理:千成様 撮影:美濃企画

魅力的な販促をしよう

販促=販売促進とはお客様に自社の製品をより知っていただく為の広告のことです。ですが、こちらからの一方的な情報を盛込むだけでは説明ばかりで上手くまとまらず、魅力的な販促とはほど遠いものになってしまいがち。販促は「お客様が食べたくなるような情報を盛込む」ことが重要です。お客様が思わず食べてみたくなるような情報って、どんなもの??? ご自分がお客様になったつもりで考えてみてください。

sen_shinryoku

販促のポイント

・料理の写真は掲載されていますか?

・その写真はキレイで思わず食べたくなるようなものでしょうか?

・価格は商品に見合っていますか?

・季節に合った料理を掲載していますか?

・その販促物で、注文やご来店いただける情報は盛込まれていますか?

販促は商品の魅力を伝えるもの

良い商品であれば、あるほど伝えることは重要です。おいしい商品も、知っていただけなければ売れないのです。

重要なのは必要だと思われること

重要なのは、お客様に必要だと思っていただけること。ホステスさんと同じですね。ご指名をいただけるほど、魅力的なものでないといけません。しかも、ご指名はサービスや割引などでは長続きしません。その商品に魅力があり、その魅力をお客様に伝えること。そのためには販促物で、お客様に必要だと思われることが重要です。

お客様に、価格に見合った価値があると思っていただける内容であれば、売上は伸びて行くはずです。この機会に、御社の販促を見直してみてください。