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消費者からの印象は包材で決まる! 春の折箱
2017年03月10日
3月になり、折箱の注文を多数いただいております。商品がよく見える包材は、売価を大きく左右します。包材について今一度考えてみましょう。
包材は商品の価値を上げる為にかかせない重要なアイテムです。弊社の発泡折箱、色柄、サイズも豊富なお弁当箱は仕出し店や宅配飲食業、和菓子店から注文をいただいております。包材によって、商品の印象は大きく変わります。売価にも影響するので、自社の包材を見直してみてはいかがでしょうか。
包材によって、商品価値が変わるの?
お赤飯を、1つは透明のプラ容器に入れ、もう1つは木目の発泡折箱に入れます。
中身や量は同じだと想定して、透明のプラ容器の方はスーパーなどで販売されてそうな印象です。価格はいかほどでしょう。300円くらい?
木目発泡の折箱のお赤飯は1000円?それ以上で販売できるでしょうか。他の商品売価にもよりますが1000円台後半でも販売できそうです。
包材は適材適所。間違うと売上にはつながらない。
中身は同じだったとしても、これらの包材は用途が違いますので、日常使いのプラ容器で贈答用には使えません。適材適所はもちろんですが、さらに付加価値をアップさせることも可能です。
百貨店の和菓子店や、仕出し弁当店を参考に。
百貨店に入っている和菓子店や、仕出し弁当店は包材費を多めに割いているなと感じます。百貨店には贈答用や自分用でもある程度のクオリティを必要としている消費者が訪れますので、味はもちろんですが商品も高級感や安心感に重きを置きます。必然的に包材費は高くなります。
料理人目線と消費者目線
時々伺う話で、「商品に原価をかけたいので、包材の出費は出来る限り抑えたい」。購入者のことを思ってのことですし、まじめで良いお店だなと思うのですが、購入者はどう思っているでしょうか。安価なものを求めている場合、仕出し店や和菓子店でお赤飯を購入することはないと考えてもよいでしょう。スーパーの方が安価で手軽に購入できます。
何故仕出し店で注文したのか?
仕出し店でお赤飯を購入するのは、祝い事があったり、普段とひと味違う高級感が必要だからなのです。安さ第一ではないことがわかります。(かといって美味しくないのは論外ですが)
消費者は「見た目、ビジュアルで購入を決める」こともある。
消費者目線で考えると、適材適所。どういったのものを求めているのかがわかります。どの程度の付加価値をつければよいのか?商品に自信があるのなら、包材で印象づけることが可能です。少々包材費が高くなったとしても、高級感たっぷりの包材で提供することで、喜ばれて売上アップを狙えることもあります。
興味いただければ、折箱屋を覗いてみてください。