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商品価格と折込商品ラインナップについて
2017年02月20日
売れて欲しい商品と、売れる商品、思い通りですか? 経営者の思い通りに売れて欲しい商品が、売れてくれればよいのですが、そう上手くは行かないもの。かといって、折込に売れている価格帯の商品を充実させるというラインナップはあまりお薦めできません。
なぜなら、同価格帯の商品ばかりを充実させてしまうと、経営者の意図とは違って、露出が多い
価格帯の商品=店の印象となってしまうことと、
売れる商品が分散してしまうからです。
「毎回同じ」は慎重に
ある店で「000円セール」を定期的に行っていました。最初の頃は「000円セール」も効果があり、店側も「000円セール」の時に売上が上がるという予測がたって良かったのかもしれません。しかし効果のあるはずの催事も定番化してしまうと『通常価格で買うのは損した気分! 今はちょっと我慢して次回の「000円セール」の時に買おう!』というようになってしまいます。
定番化してからでは遅い!
こうなるともう通常時の売上を上げることはかなり難しくなってしまい、セールの価格が店の通常価格のようになってしまいます。セール価格の無かった頃のように戻したいと思うのですが、一度浸透してしまったイメージをなくすのは、なかなか難しい。
白紙に戻すのはかなり難しい
このようになってしまってから、セールを一切辞めて、通常価格だけにもどすのはかなり難しく、実際には月日もかなりかかってしまいます。その間店の体力が持てば良いですが、失敗すると閉店なんて場合も。では売れる価格を掲載しつつ、本当に売れて欲しいものもアピールする方法とは?
バランスが大切
それは折込に掲載する商品点数のバランスをよく考えること。安いものばかりになってしまうのは危険ですが、商品が売れなくては経営が難しくなります。
お得商品(目玉商品)は掲載点数を決めよう
売れるからといって種類を充実させるのではなく、安い商品は掲載点数を決めて折込毎に商品を入れ替えることをお勧めします。毎回同じ商品を載せるのでは、お客様も飽きてしまいますので、折込毎や季節ごとに商品を入れ替えて、毎回購入したくなるように工夫をしましょう。
2本建てで売上を確保
新商品は、売れて欲しいものと売れ筋の商品と両方を新しくすることがベストです。開発や広告製作費にも限りがありますので、昔の商品なども上手く組み合わせて折込に掲載してください。
折込に何を掲載してよいのかお困りの際は、お気軽にご相談下さい。