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折込の曜日と効果に付いての実証
2016年11月22日
折込の曜日、決めていらっしゃるお店は多いと思います。決まった曜日で折込ことによって、お客様も「今日は○曜日はここの折込が入るな」というように覚えていますので、安易に折込曜日を変更したくはありませんし、帰ることによって売上が下がったりしては困りますよね。しかし折込の曜日を変更することによって、売上が伸びるとしたらいかがでしょうか。
折込の曜日を決めているメリット
先日、弊社のお客様で折込の曜日を変更された事例がありました。そのお店は、仕出し店で1~2ヵ月に1回の割合で折込をされています。折込日は毎回「月曜日」と決めておられました。ここ10年以上もの間、折込を「月曜日」(休刊日の場合は翌日)にされていたので、一般のお客さまにも「ここのお店は月曜日に折込があるな」と認知されていました。ところが、今年のおせち料理の受注が目標に達していなかったこともあり、予定外の折込を実施することになったのです。
売上アップの為のイレギュラーな折込
こちらも、かなり早い対応でデザイン・印刷・折込手配を進めました。折込日はいつものように「月曜日」かと思っていたのですが、担当者は少しでも早い方が良いとのことだったので、前倒しで日曜日の折込をご提案してみました。理由は、土曜日・日曜日は住宅や車、家電といった比較的価格の大きいもので、購入を決める為には家族で相談するものが多かったこと。そして飲食店のチラシが少なく、特に日曜日は土曜日に比べて格段にチラシの枚数が少なかったので目立つと思ったからです。
資料を参考に曜日を決定
参考にしたのは、以前もご紹介しました朝日オリコミさんの資料です。
http://www.ao-osaka.co.jp/marketing/statistics/
資料によると、2015年11月の土曜日の折込はどの週も30枚以上です。しかし日曜日はどの週も11~14枚程。私の知識にあった住宅や車は土曜日に多く、日曜日に多いのは求人、パチンコ、スーパーのチラシでした。
結果的に、月曜日以外の顧客にもアピールできた?
日曜日は家族が一番家にいる日で、おせち購入の相談もできると予測し、実際に折込んでみた所、大当たりでした。営業中は回線がフルで稼働し、電話がつながらないお客様や、長い時間お待たせしてしまったお客様もあったようです。注文は翌日、翌々日にも続きました。
タイミングと内容で、折込の曜日を変えてみる
以前もご提案したことはあったのですが、その際は実現しませんでした。今回おせち料理という「購入を決定するのは、主婦だけではなく家族で決めることが多い」内容でしたので実現しました。長い間同じことをくりかえしていると、慣れてしまい通常を帰ることは難しくなります。上手く行っている場合はそれでもよいのかもしれませんが、伸び悩んでいる場合は、新しい動きをやってみることが大きな変化につながる場合もあると思いました。みなさんも是非、お試しください。もう少し詳しく聞きたい場合はご連絡下さい。