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お店のイメージを変えることも! ターゲットに響くデザインの作り方
2016年04月18日
今月初め、チェーン…様の店内メニューのお仕事を納品させていただきました。10ページ程のメニューブックですが、今までは社内で制作されていたそうです。今回は今までのイメージと全く違う、高級感のあるデザインにして欲しいとのご要望がありました。今日は新しいメニューを作る際のコツについてお話します。
今までのイメージから脱出する方法
希望のイメージを書き出そう
高級、リーズナブル、お得感、キレイ、親しみやすい、女性向け、男性向け、イメージカラー、大人向け、20代~30代、50代~70代、ファミリー向け、和風、洋風、あったかい印象、洗練された印象など、こんな風にしたいというイメージをたくさん書き出してみましょう。
希望の印象を受けるデザインのイメージを集めよう
ご希望のイメージに近い印刷物や切り抜きなど、何でも良いので集めましょう。印象だけで良いので、飲食店のものでなくても大丈夫です。美容室のリーフレットでも食器メーカーのパンフレットでも構いません。印刷物や雑誌の切り抜きなど出来るだけ多く集めましょう。
集めたキーワードと、印刷物や画像を並べて、内容を精査しましょう
とりあえず、たくさん集めたので希望のものを作るには相容れないものがあるはずですので、自分の希望と相談しながら選別をしましょう。制作側に提供すれば、打合せで伝える際もスムーズに思いが伝わると思います。
ターゲットを絞ろう
ターゲットに響くデザインは重要です。デザインは男性向けなのか女性向けなのかで大きく変わってきますし、年代によっても違ってきます。ターゲットの幅が広すぎるのもマイナスです。「老若男女いろんな方にご来店いただきたい!」という考え方は大きな目で見ればそうだと思いますが、そんな時は現在の顧客層を振り返ってみてください。ご愛顧いただいている年代や性別などが見えてくると思います。
いかがでしたでしょうか。新規のお客様で「現在のイメージを一新したい。」というご依頼はよくあります。今年に入ってから3件の依頼がありました。
「長年、同じようなデザインなので洗練された高級感のあるものにイメージを変えたい」
「よく考えたら、購入者は女性が多かった」
「制作側にイメージを変えて欲しいと依頼をしても、何となくいつもと同じような印象を受ける…」
弊社の顧客の場合は、そのようなご要望の場合、担当を別デザイナーに代えるようにしています。作り手がかわれば、同じ写真を使用したとしても印象がずいぶん変わるようです。