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<おせち戦略>お客様の声を活かそう-飲食店経営者様必見
2015年12月09日
みなさま、こんにちは。前回はおせちのアンケートの重要性をお伝えしました。今回は、実際にどのような内容のアンケートをつくり、集めたアンケートの集計をどうするのかのポイントをお話しましょう。
アンケート方法(形式)を決める
まずはじめに、アンケートの形式を決めなくてはいけません。今回はおせち料理ですので回収する器もないとおもいます。具体的には「回収方法をどうするのか?」です。これによって、仕上がりの大きさが変わるため、質問の数に制限が出ますのでアンケート内容も変わってきます。
◆往復葉書タイプで、お客様に記入後投函してもらう
◆後日回収に伺う
◆FAX
◆Webサイトに誘導して回答を貰う
方法としてはこれくらいになると思います。回答されやすい順に並べてみました。仕出しの場合は来店ではなく宅配ですので、その場での解答用紙をいただく事ができません。
弊社のお客様の場合ですと、回収のある場合は器の回収時にいただく。回収のないものに関しては、料金後納で投函していただくようにしています。回答をいただくのにはどれも金額がかかりますので、何かもうひとつ付加価値やしかけを組合せてスムーズにお答えをいただけるような工夫が必要になります。
質問事項をしぼろう
質問事項はお客様が答えやすいように工夫をしましょう。文字を書く部分が多ければ誰でも面倒だと思いますし、集計もしにくくなります。出来るだけ選択制の質問事項を作りましょう。味、ボリューム、品質、価格帯、満足度、見た目、安心感などは選択制でお伺いできます。
開発のヒントはお客様のご意見から
自由に書ける欄も設けましょう。お答えいただけるお客様は、お店に対して「何かを伝えたいお客様」なのです。本当に大切な内容はこの自由に書ける欄に書いていただけます。ここをしっかり読み、改善しようと思うことから新しい商品が生まれると思います。
アンケートの集計から見えてくるもの
回収したアンケートを集計すれば、目を通しただけでは分からなかったことが見えてきます。例えば30代と50代のご要望がまったく違ってくることや、その中でも男女のちがいでも内容が変わって来たりします。
現在のお店の顧客層が把握できれば、ターゲットにどのような方法の販促をすれば効果があるのか?や、今後強化したい年齢層が発見できますし、ご要望がわかれば、改善もできます。たくさんのご要望の中から、上手くご要望を活かせられれば新しい商品をつくることも可能です。
来年の売上の為の、タネまき
おせちの売り上げは、年間の売上の中でもかなり大きいとおもいます。今年のおせちを召上がっていただいて記入していただいた内容を、来年度に活かして売上をアップさせましょう。