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温度も写真で伝えたい!美味しそうに見せるコツ「色補正」
2015年12月16日
みなさま、こんにちは。もう後少しで今年も終わりですね。今日は売れるチラシを作るコツ「写真の色」についておはなししたいと思います。
写真は料理の美味しさを伝える手段です
弊社の売りは、写真の美しさです。「美味しそう」に見せなくては「食べたい」と思ってもらえないのです。写真の仕上がりによって売れる売れないが左右されるのなら、弊社が写真にこだわる理由も納得いただけると思います。弊社HPのトップ画面の画像にもあるように、美味しそうな料理と普通の料理、食べたいのは美味しそうな料理の方ではないですか?。
美味しそうに見せる為の味付け「色補正」
美味しそうのポイントは料理の出来映え、器のレイアウトや盛付け、写真の構図はもちろんですが、撮影した後の段階の作業として写真の色補正というものがあります。「えっ!?写真を撮影しただけではだめなの?」と思われる方も多いと思いますが、弊社は画像に色補正を行っています。
補正するポイントをおさえよう
会席料理によく登場する、海老の天ぷら。この海老の天ぷらのしっぽは赤くなくては美味しそうではありません。撮影時には海老を何尾も揚げていただき、その中から形が良く尾っぽの赤い美味しそうなものを選ぶのですが、種類や鮮度など、ものによっては赤くならないこともあります。その場合は最終段階の色補正で修正します。
補正前と補正後の違いをみてみましょう
このお造りは、夏のお料理の一部を拡大した画像です。会席料理にはあまり登場しないシーンですが、夏の窓辺にお料理が置いてあるイメージを想像しながらご覧ください。
補正前
補正後
※画面によって、こちらの文章意図と色が違って見える場合もございます
いかがでしょうか。海老だけではなく他も修正していますが、同じ写真です。色を調整することによって、印象が全然違います。補正前だけを見ていた時は、これはこれで美味しそうと思ったかもしれませんが、補正後を見ていただくと印象が変わりませんか?
「夏の写真」と申し上げたように、外の強い日差しのイメージも伝わるように強めに補正しています。この温度のイメージも写真で伝えたいのです。
「美味しそう」は本物が一番を念頭に
補正も手を入れすぎると作り物のように見えてきます。私は本物に勝る「美味しそう」はないと思っています。自然の食材そのものが美味しそうに発色し良い形に見えることが一番です。しかし料理の中の数えきれない食材の一部分にどうしても輝きのない食材がある時は、他にも影響してきます。この輝いていない食材を少し補正をすることにより、料理が輝いて、よりいっそう美味しそうに見えるのです。
美味しそうに見せることの重要性が伝わりましたでしょうか。ぜひ実行してみてくださいね。