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新しい仕出し宅配システムの開発に着手しました。
2019年06月04日
今年も、新しい仕出し宅配システムを制作させていただくことになりました。
弊社が仕出システムの販売開始してから13年。各店の実作業に沿った動きを実現する為にフルオーダーで開発をして参りました。
仕出し店経営者の立場で考える
経営者が困るのは、「社員の入れ替えがあったとき」です。募集してもなかなかよい人材と出会えなかったり、上手く採用しても長続きしなかったり。通常の作業を新しいスタッフに覚えてもらうのにも時間がかかります。さらには、引き継ぎ期間は人件費2人分となり倍になります。
引継ぎは短くしたいが、ミスは避けたい。
辞める社員と新しい社員の引継ぎ期間を十分確保できない場合や、引き継ぎ期間をできるだけ短く押さえたい場合に役に立つのが弊社のシステムです。
弊社のシステム「調理指示」の機能だけでも、かなり良い仕事をします。調理担当者は一日の調理が終わると、明日の準備に取りかかります。
明日の予約数を確認して、自分の担当部署は、
何を何個調理するのか、の数を算出しなくてはなりません。
新しい担当の場合は調理内容を把握していないので料理の内容から目を通して
自分の担当食材がいくつ使われているかを知る必要があります。
注文の数から調理個数を割り出します。
違う料理にも同じ物が使用されていますので、ひとつひとつ紙に書き出して
計算機を使い、調理数を割り出します。
この調理内容を数える作業、お店の規模にもよりますが手慣れた調理人でも30分~1時間はかかるのではないでしょうか? ここまでの作業をシステムがしてくれたら、引継ぎがどんなに楽でミスが少なくなることでしょう。
<揚げ場>
エビ 153個
蓮根 56個
蓮根小 33個
シソ 32個
青唐 18個
システムでは、明日必要な調理数を調理部署別や担当者別でエクセルにすることができます。担当者は、エクセルに表示された調理数を確認できるので、スムーズに明日の準備に取りかかることができます。
人件費の削減と、ミスがないことを実現可能に。
この作業がないだけで、かなりの人件費が削減できます。各部署で、1時間の時短が見込めれば1ヵ月、どのくらいの人件費が削減されるでしょう。
1年では?
3年では?
最初にお話した、スタッフの入れ替え時なら、なおさら必要になるでしょう。
現場の声から出来た機能だから使える!
前回納品させていただいたお客様が、
「人の入れ替えがあるときは実際の作業が2倍手間になる。
だから、できるだけ説明しなくても次の担当者が仕事できるようにしたい。」と
話してくださったことがありました。
たしかに新しい人に覚えてもらいながらの作業は時間もかかりますし、ミスも起こりやすくなってしまいます。
機械が得意なことと、人間が得意なこと
作業には、機械が得意なことと、人間が得意なことがあります。数を数えるのは機械の方が正確です。得意なことは機械にまかせて、人は人にしか出来ないことをやるのが、人件費削減や経費を削減、ミスの削減につながるのではないでしょうか。
ご興味ある方はお問合せ下さい。