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広告はターゲットが明確なデザインが重要

2017年02月22日

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チラシや広告などを作成するにあたり、どのような点にポイントを置く必要があるのでしょう?
チラシなどは「不特定多数の人達に配ったところで、その効果を発揮するとは言い切れない」ということをいわれたりしますが、きちんとポイントをおさえてデザインをすれば、新規客を呼ぶためのきっかけにもなるのです。

広告のターゲットは?

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最初に考えなければならないことは、チラシを誰に見てもらいたいかです。ここで、チラシを配るターゲットを絞っておくことで、よりチラシの効果を上げることができます。
チラシの効果を上げるためにはターゲットを絞っただけではなく、ターゲットの心に響くデザインが必要なのです。

ターゲットの心に響くチラシの重要なポイント

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魅力あるデザインにすることです。

広告となるチラシなどは、新聞の折り込みとしてよく利用されます。そのため、新聞を定期購読している一般家庭向けにチラシを入れます。例えば、主婦がチラシを見ることを想定して、特売品や催事を紹介したチラシを折込します。
主婦は、折込チラシの特売品を見て買い物をするスーパーを決めます。そのため、1日だけでもチラシは数件のスーパーのチラシが入っていることもあります。更に、他にも様々なチラシが入っていることもあるでしょう。このような場合は、数枚のチラシの中から目を引くような魅力あるチラシ出でなければ、ターゲットに配った意味が無くなってしまいます。そのためにも、いくつかのチラシの中から興味を引くようなものにする必要があるのです。

広告チラシが必要なシーンを考えてみる

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チラシは、新聞折り込みだけではなく様々な場所やシーンで利用されています。
美容ブームである現代では、多くの女性が今よりも若く美しくいたいと感じています。そのため、エステサロンやスキンケア化粧品などにも関心を持っている方が多くいます。このような、美に興味のある女性をターゲットとすることで、より範囲を狭めてチラシの効果を高めることができます。
女性雑誌の後半には、多くの美容整形外科のチラシがあります。これも雑誌1冊に対して掲載されているのは1件だけではなく、数件掲載されていることがほとんどです。こうした状況でも同業者との差別化が図られなければ、ターゲットの心には響きません。
ある美容整形外科のチラシでは、特に整形に興味を示し始める20代をターゲットにしてチラシを作成しています。美容整形では安全が第一ですから、安心・安全をより強調させるような工夫をしています。

広告のデザインとターゲットを考えてみる

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美容関係のチラシを注意深く見ていると、上部に、創業年数(30年など)や、実績数(15万件など)を掲載するようなデザインの広告を見かけます。人間は、(横書きの場合)左から見る癖が付いているため、最初に見る位置で多いのが左上なのです(縦書きの場合は右上になります)。そこに一番訴えたいメッセージを掲載することで、失敗しないことを望んでいるターゲットには魅力あるチラシとなります。
更に、その下には具体的なを、分かりやすく丁寧にまとめて掲載します。女性をターゲットにしているので、全体的に明るいカラー(ピンク系)で統一感を出すとより効果的です。更に、文字や書体のチョイスも大切で、チラシのバランスを見ながら読みやすいようにまとめています。

チラシはターゲットをイメージする事が大切

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小さなお子さんを持つお母さん達をターゲットにした案件をご紹介しましょう。
今は働きながら子育てをしている女性が多くなっていますが、こうした方達の大きな悩みは保育園や幼稚園への入園ではないでしょうか?
特に都会では待機児童問題が深刻化しているため、保育園、幼稚園の情報には敏感です。そのため、保育園、幼稚園の園児募集チラシは大変有効です。
ある募集チラシでは、まず「園児募集」というメインメッセージをチラシの一番上に一番大きな文字で載せています。こうすることで、園の壁に貼った場合に遠くからでも募集に関するチラシだということが分かります。そして、かわいいお子さんの写真を左に載せ、その反対には対象年齢、立地、預かり保育などの特徴が掲載されています。
小さいお子さんがいるお母さんにとって、自分の子供と同じくらいの子供の写真が掲載されていると、つい見てしまう傾向にあります。
このチラシでは、子供の写真から園児募集の文字へスムーズな視線が送れるように配慮されて作られています。こうすることで、よりこれから入園を考えているお母さん達の興味を引くことができるのです。

チラシは何の為に作るのかを考える

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チラシを使うことで、インターネットが使えない方にでも見てもらえるため、幅広い年齢層に有効です。しかし、訴えたいことがたくさんあるからと言って、文字ばかりを並べてその全てをのせても、そのチラシは全く魅力があるとは言えません。大切なのは、訴えたいメッセージは何かを考え、それを効果的にする明確なデザイン構成ができたチラシなのです。イラストや写真、スタッフやお客様の声なども入れながら、より分かりやすく訴えていくチラシ作りが最も重要です。